Mie Construction Technology Center

令和７年度は鈴鹿市で開催し、２２１名の皆様にお越しいただき、無事に講演会を終えることができました。

三浦様は、大震災時の津波を上映しながら、南三陸町役場防災対策庁舎屋上から１５ｍの津波に流されたものの、奇跡的に助かった話を聞かせていただきました。

今も自ら庁舎の屋上にいた４４名の職員や住民の方が亡くなられた事実に苦しんでいる姿は胸に迫る思いがするとともに、三浦様の“生きなければならない”という言葉は、とても重く感じました。

関軒様は、避難所運営の経験談を時系列的にユーモアを交えながら、画像や資料をもって分かりやすく説明をいただきました。
なかでも発災直後に、コミュニティーセンターを開場したことによって生じた問題点などは、三重県においても同様に起こり得る課題であると考えます。

会場から両講師への質疑も多くいただき、有意義な講演会となりました。